【ガイド記録】上高地(徳沢園泊)|新緑とニリンソウの森(2026.05.24–25)

目次

曇りから快晴へ、5月下旬の上高地

初日は曇り空。
午後の上高地は落ち着いた光で、森の緑がゆっくり見やすい日でした。

翌朝は一転して快晴。

朝6℃。空気はひんやりしていて、明神岳と前穂高に朝日が当たり始める時間、谷の景色が少しずつ明るく変わっていきました。

5月後半の上高地は、新緑が勢いよく進む時期でした。


今回のコース

上高地バスターミナル〜徳沢園(1泊往復)

  • 1日目:上高地バスターミナル14:30発 → 徳沢園17:15着
  • 2日目:徳沢園8:00発 → 明神池10:00 → 河童橋11:30頃

歩行時間
合計 約5時間前後(2日間)

休憩込みの全体時間
宿泊を含む、ゆったりした1泊2日行程

体力レベル
初級〜初中級
大きな急登はなく、山小屋泊を楽しみながら歩きやすいコースです。


当日の流れ

1日目

14:30 上高地バスターミナル出発
17:15 徳沢園着・宿泊

2日目

8:00 徳沢園出発
10:00 明神池
11:30頃 河童橋到着

宿泊を挟むことで、急がず歩けるペース配分でした。


山の様子・見どころ

歩いていて印象に残ったのは、やはり新緑とニリンソウです。

見渡す山並みにはまだ白い残雪。けれど、林の中はやわらかな緑に包まれ、登山道脇にはニリンソウの群落が続いていました。

この時期の上高地は、山の季節と森の季節が少しずれて同居しているように感じます。

登山道は全体的に歩きやすく、ぬかるみもほとんどありませんでした。

一方で、岳沢湿原の展望デッキは工事中で通れず、現在は迂回路対応になっています。歩かれる方は少し様子を確認しておくと良さそうです。

徳沢園の夕食も季節感のある内容でした。自家野菜を使った料理に、ふきやこごみなど山菜の味。歩いたあとの時間も、このコースの楽しみのひとつです。

そして2日目。

朝露をまとったサンカヨウも印象的でした。

湿った朝の空気の中で花びらが透け、晴れた朝の光とよく合っていました。

登山道は一部ぬかるみがありますが、全体としては問題なく歩きやすい状態です。


印象に残った場面

翌朝の快晴。日の出は4:38。

河童橋から見る穂高連峰はよく晴れ、明神岳と前穂高に朝日が当たっていました。

立ち止まって空を見上げる時間が自然と増える朝でした。

今回は参加者の皆さんも、展望だけでなく、花や森の様子をよく観察していたのが印象的でした。

途中では猿の群れにも遭遇。

子猿は見当たりませんでしたが、この時期の群れは不思議なくらい静かでした。

たくさん食べた後なのか、慌ただしい様子もなく、森の中に溶け込むように過ごしていました。


これから歩く人へ

5月後半でも、朝はまだ冷えます。

今回は朝6℃ほど。
防寒着を一枚用意しておくと安心です。

道は比較的歩きやすい状態ですが、雨の後や朝は部分的にぬかるみあり。

新緑、ニリンソウ、サンカヨウを見たい方には、今の時期は歩いていて変化の多い季節です。


おわりに

新緑が広がり始めた森と、まだ残るニリンソウの群落。

5月後半の上高地〜徳沢は、季節の移り変わりをゆっくり感じやすい時期でした。

晴れた朝の山並みと、足元の花が印象に残る2日間になりました。

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