【蝶ヶ岳下見登山】上高地・徳沢園1泊2日|晴れから豪雨へ、ガイド仲間6人と歩いた充実の山行

登山ガイド仲間6名で、上高地から蝶ヶ岳を歩く1泊2日の下見登山へ行ってきました。

普段はお客様をご案内する立場ですが、今回はガイド同士だからこそ歩けるペースで、山の情報交換をしながら充実した2日間となりました。

目次

行程

日程:7月1日-2日(水・木)

1日目
上高地 → 明神 → 徳沢園(宿泊)

2日目
徳沢園 → 横尾 → 蝶ヶ岳ヒュッテ → 蝶ヶ岳 → 長塀山 → 徳沢 → 明神 → 上高地

総距離:約27km
累積標高:約1,300m

1日目 晴天の上高地と徳沢園

初日は晴れ。

河童橋付近からは穂高連峰が見え、明神や徳沢からも夜まで前穂高岳や明神岳の姿を楽しむことができました。

宿泊は、普段からお世話になっている徳沢園。

今回はガイド6名で宿泊させていただきました。

夕食・朝食ともに季節感のある献立で、夏野菜の小鉢もとても美味しく、歩いた体に染みわたります。

……そして、パワー系ガイドもいたこともあり、ご飯のおかわりが止まりません(笑)。

徳沢園の皆さま、ごちそうさまでした。

2日目 豪雨と強風、それでも学びの多い一日

夜半から朝にかけては激しい雨。

出発時には小雨になっていました。横尾から登り始め、稜線に出ると一変しました。

強風。

雨粒が顔に当たると痛いほどで、厳しいコンディションでした。

そんな中でたどり着いた蝶ヶ岳ヒュッテは、まさにオアシス。

ヒュッテのきなこのおはぎでしっかりエネルギー補給。

冷え切った体に防寒着を重ね、下山を開始しました。

長塀尾根で出会った景色

山頂を過ぎ、長塀山方面へ進むと、池と高山植物のお花畑が広がり、悪天候を忘れるほど美しい景色が待っていました。

登山道脇には少しだけ残雪も残っており、この時期ならではの風景です。

さらに稜線ではライチョウにも遭遇。

悪天候の中での思いがけない出会いに、自然と笑顔になりました。

山頂はガスの中でしたが、

「着いたぞー!」

そんな一言だけでも十分な達成感があります。

ガイド同士だからこその時間

今回は下見登山。

普段のガイドより歩くペースは速く、お互いに「ファイト!」と声を掛け合いながら歩きました。

体力的疲労感は普段のガイド以上でしたが、それ以上に価値があったのは会話です。

普段気になっていてもなかなか聞けない動植物のこと、山のこと、ガイドとしての考え方。

雨の中だからこそ、じっくり話せたこともたくさんありました。

ガイド同士で山へ行く機会は意外と少なく、とても貴重な時間だったと感じています。

最後は土砂降りでフィニッシュ

徳沢から明神までは順調でしたが、明神を過ぎたところで再び激しい雨。

最後はずぶ濡れになりながら上高地バスターミナルへ到着しました。

晴天、豪雨、強風、ライチョウとの出会い、美しいお花畑、そして仲間との時間。

決して楽な山行ではありませんでしたが、それだけに得るものも多い、充実した下見登山となりました。

この経験を、これからのガイドにも生かしていきたいと思います。

今回のルート・コースタイム

【1日目】

  • 12:59 上高地バスターミナル 出発
  • 13:56 明神
  • 15:24 徳沢園(宿泊)

【2日目】

  • 07:39 徳沢園 出発
  • 08:35 横尾
  • 11:08 蝶ヶ岳・蝶槍分岐(稜線)
  • 11:55 蝶ヶ岳ヒュッテ
  • 12:05 蝶ヶ岳山頂
  • 12:49 長塀山
  • 14:47 徳沢
  • 15:57 明神
  • 16:40 上高地バスターミナル

距離:約27.1km
累積標高:登り 約1,301m/下り 約1,296m

※今回はガイド仲間との下見登山のため、一般的な登山ペースより速めです。休憩時間も通常の登山とは異なるため、計画を立てる際は登山地図やコースタイムを参考に、余裕を持った行動をおすすめします。

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