【雪山】入笠山・入門(日帰り)

目次

コース概要

入笠山は、ゴンドラを利用して標高を一気に上げることができ、
短時間の歩行で雪山の雰囲気を体験できる山です。

標高は2,000m級ですが、地形が比較的なだらかで、
風や寒さも八ヶ岳主稜線に比べると穏やかな日が多く、
雪山が初めての方に適した環境が整っています。

「雪山は初めて」
「本格的な山の前に一度体験しておきたい」
という方の最初の一歩として設定しています。


おすすめの方

・雪山未経験〜初心者向け
・少人数制
・1名から実施
・日帰り

歩くこと自体よりも、
雪道の歩き方、装備の扱い方、寒さへの対応など、
冬山の基本動作を身につけることを重視します。


当日の流れ(概要)

富士見パノラマリゾート山麓駅に集合し、
ゴンドラで山頂駅へ向かいます。

入笠湿原を経由して入笠山山頂へ。
なだらかな雪道を歩きながら、雪山での歩き方や装備の扱い方を確認します。

下山は往路を戻り、ゴンドラで山麓駅へ戻ります。

歩行時間:約2時間30分
行動時間:約4時間前後


工程表(目安)

10:10 富士見パノラマリゾート 山麓駅 集合
10:30 ゴンドラ乗車
10:40 山頂駅 出発
11:00 入笠湿原
11:20 お花畑下
12:00 入笠山 山頂
12:25 山頂付近で休憩
12:45 下山開始
13:20 お花畑下
13:35 入笠湿原
13:55 山頂駅
14:10 ゴンドラ乗車
14:25 山麓駅着(行動終了)

〈備考〉
・集合場所:富士見パノラマリゾート 山麓駅(10:10 集合)

・電車をご利用の方
 JR中央本線「富士見駅」より無料シャトルバスあり
 (行き:10:00発/帰り:15:00発)
 ▶ 富士見パノラマリゾート 公式アクセス
 https://www.fujimipanorama.com/snow/access/

・お車をご利用の方
 富士見パノラマリゾート駐車場をご利用ください

※天候・道路状況・参加者の状況により行程は前後します。


定員

1〜4名


レベルの目安

体力レベル:7🟢
・歩行時間が短く、ゆっくりしたペース
・普段あまり運動をしていない方でも参加可能
・雪山入門として無理のない行程です

難易度:★☆☆☆☆
・雪山が初めての方向け
・アイゼンの使い方、雪道の歩き方は当日すべて確認します
・難しい地形や高度な判断は必要ありません

体力と難易度について

「体力レベル」と「難易度」の2つの指標でコースを設定しています。
ご自身の状況に合わせて最適なコースをお選びください。

1. 体力レベル(コース定数)

🟢 初級(コース定数10未満)
登山が初めて・運動習慣がない方 まずは信州の空気を吸って、ゆっくり歩きたい方向け。
🟡 中級(定数10〜19)
軽い運動習慣がある方 週1回程度のウォーキングや軽いスポーツをしている方向け。
🟠 中上級(定数20〜29)
本格的な登山を楽しみたい方 1日5時間程度の行動に慣れ、翌日に強い筋肉痛が残らない方向け。
🔴 上級(定数30以上)
体力に自信がある経験者 1日9時間以上の行動や、重い荷物を背負っての歩行に耐えられる方向け。

数値の根拠となる「コース定数」とは?

コース定数は、距離・標高差・行動時間などから体力負荷を数値化した指標です。
数字が大きいほど体力を必要とするコースになります。鹿屋体育大学の山本正嘉教授が提唱。

計算式= 1.8 × 行動時間(h)+ 0.3 × 距離(km)+ 10 × 登り累積標高(km)+ 0.6 × 下り累積標高(km)
※時間は休憩を含まない標準的な行動時間で算出。

当ガイドでは、科学的な「コース定数」に基づき、体力度を4段階の色で分けています。
体力レベル(🟢 → 🟡 → 🟠 → 🔴)

💡 ご注意: コース定数は「体力」の目安です。岩場などの「難易度」は★の数でご確認ください。

2. 難易度

★☆☆☆☆: 整備された道を歩く
転倒しても滑落の危険が低い安全な道。道迷いの心配も少ないコース。

★★☆☆☆: 「山の歩き方」が必要
急坂や崖の縁を通る箇所あり。三点支持など基本を学びたい方に最適。

★★★☆☆: ハシゴ・鎖場が登場
ミスが事故に繋がる場所。ガイドが安全を確保しながらご案内します。

※長野県の「信州 山のグレーディング」を基準としていて、
体力レベルは科学的な指標である「コース定数」を組み合わせています。
難易度は「信州グレーディング(A〜E)」を、当オフィスでは★の数で表記しています。

難易度★4以上のコースについて
槍・穂高の縦走など、厳しい岩稜歩きが続くルート(難易度★4,5)は、当オフィスの通常ガイドプランでは対象外としております。 ただし、将来的にそれらのルートを目指したい方のための「ステップアップ講習(★3までのコースを使用)」は随時受け付けています。

参加費

1名 20,000円

※ガイド料・ガイド経費を含みます。
※ゴンドラ代は別途必要です。
※スノーシュー・ストックのレンタル付き

お申し込みの流れ

  1. お問い合わせフォームからご連絡
     日程の希望や、不安な点があれば簡単にご記入ください。
     ※この時点では仮予約です。
  2. 内容の確認・ご案内
     日程、集合場所、装備、当日の流れなどをこちらからご案内します。
     不明点があれば、この段階で何でもご相談ください。
  3. 内容に納得いただいた上で正式申込
     すべて確認いただいた上で、参加の意思をお知らせください。
  4. 当日、現地集合
     無理のないペースで、雪山の基本を確認しながら歩きます。

※「まずは相談だけ」でも問題ありません。

必要な装備

八ヶ岳はマイナス10度〜マイナス15度に達することもある極寒の世界です。
「やりすぎかな?」と思うくらいの防寒対策が、当日を安全に楽しむ最大のポイントです。

以下のリストで準備をお願いします。

  • スノーブーツ または 防水登山靴(厚手の靴下を履いてください)
  • 厚手の防寒手袋(スキー用など)
  • 予備の靴下(下山後の履き替え用)
  • ニット帽(耳までしっかり隠れるもの)
  • バラクラバ(目出し帽) または ネックウォーマー
  • 不織布マスク(ネックウォーマーの下に着けると、鼻先の冷えがかなり緩和されます)
  • サングラス または スノーゴーグル (雪面の強い照り返しから目を守るために必ずご用意ください)
  • アウター上下(スキーウェアや、防風・防水のマウンテンパーカー等)
  • ミドルレイヤー(フリース、ダウンジャケットなどの中着)
  • 防寒インナー(速乾性のもの。※綿素材は汗冷えするため避けてください)
  • バックパック(リュック)(両手を空けるため必須)
  • 温かい飲み物(保温ボトルに入れてください。ペットボトルは凍る恐れがあります)
  • 行動食(おやつ)(チョコ、ナッツなど凍っても食べやすいもの)
  • 日焼け止め(雪山の紫外線は非常に強力です)
  • カイロ(貼るタイプと貼らないタイプの両方があると安心です)

注意事項

・天候や道路状況により中止、または行先変更となる場合があります。
・装備が不十分な場合、参加できません。
・風や気温により体感温度は大きく下がります。


このコースで大切にしていること

このコースの目的は、
「山頂に立つこと」ではなく、
「雪山を安全に歩けるようになること」です。

歩き方、アイゼンの使い方、
寒さへの対処、休憩の取り方など、
冬山に必要な基本を確認しながら進みます。

一度きりの体験ではなく、
次の山につながる一日になるように構成しています。

冬(1−3月)のおすすめコース

雪山の経験や体力、日程に合わせて、以下のようなコースをご提案できます。

坪庭一周(北八ヶ岳)|雪山入門(日帰り)
 体力レベル:★☆☆☆☆以下
 技術レベル:A
 短時間で雪山の雰囲気を体験できる、最も気軽なコース。

横谷渓谷・氷瀑散策|雪山入門(日帰り)
 体力レベル:★☆☆☆☆以下
 技術レベル:A
 登山ではなく、冬の自然を楽しむ散策型コース。

入笠山|雪山入門(日帰り)
 体力レベル:★☆☆☆☆
 技術レベル:A
 雪山の歩き方や装備の扱いを、実際に体験しながら確認。

北横岳(北八ヶ岳)|雪山入門(日帰り)
 体力レベル:★★☆☆☆
 技術レベル:A〜B
 行動時間がやや長くなり、雪山登山らしさが増すステップ。

北八ヶ岳ロープウェイ〜白駒池往復(北八ヶ岳)|雪山(1泊2日)
 体力レベル:★★☆☆☆
 技術レベル:A
 白駒荘or麦草ヒュッテ泊。雪山での行動+宿泊体験を組み合わせたコース。

どのコースが合うかは、体力や経験、天候を踏まえてご相談いただけます。

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